「だるい」「疲れやすい」「やるきが出ない」原因は甲状腺?見逃されがちな甲状腺機能低下症について解説
こんにちは、広島市中区袋町の本通水田内科クリニック院長の水田 隆誠です。
今回は「甲状腺機能低下症」について解説しました。
「疲れやすい」「息切れ」「だるさ」「やる気が出ない」といった症状は、甲状腺機能低下症が原因となっていることがあります。
甲状腺機能低下症は、30代~50代の女性に多い病気であり、「年齢のせい?」「更年期症状かな」と思ってしまい受診が遅れてしまうことが多いのが特徴です。
上記の症状がある方は、年齢のせいと思わずに内科を受診することをおすすめします。
当院は予約不要で受診できますので、甲状腺機能低下症が心配な方はお気軽にご相談ください。
目次
甲状腺機能低下症とは?
甲状腺は首の前面にある蝶のような形をした小さな臓器です。
甲状腺は、甲状腺ホルモンという物質を分泌し、全身の代謝をコントロールしています。
甲状腺機能低下症とは、甲状腺からのホルモン分泌量が低下してしまう病気です。
甲状腺機能低下症の原因として代表的なものが「橋本病」です。
橋本病は自己免疫疾患の一つで、自分の免疫細胞が誤って甲状腺の細胞を攻撃してしまう病気です。
20代~60代にかけての幅広い世代にみられますが、特に30代~50代で発症する方が多いです。
患者さんの男女比は 1:20 と圧倒的に女性に多いのも特徴です。
そのため患者さんの中には、「年齢のせい?」「更年期症状かな」と思ってしまい、診断までに時間がかかる場合もあります。
甲状腺ホルモンの量が低下すると、下に述べるようなさまざまな症状がみられるようになります。
甲状腺機能低下症・橋本病の症状
●疲れやすい、常にだるさがある、疲れが取れない
●食べていないのに体重が増えてきた
●便秘がちになった
●足がむくみやすい
●寒がりになった
●首が腫れてきた
●髪の毛が抜ける
●脈が遅くなる
●息切れ
上のような症状がある方は、甲状腺機能低下症が原因となっている可能性があります。
「年齢のせい」「更年期症状?」と考えずに、できるだけ早めに一度内科で精密検査を受けることをおすすめします。
甲状腺機能低下症の検査
●血液検査
血液検査で甲状腺ホルモンの数値を直接測定し確認します。当院では採血結果は通常1週間後に説明します。
●甲状腺エコー検査
甲状腺を超音波 (エコー) で観察し、大きさや内部に異常がないかを調べます。
●心電図検査
心電図検査により心臓の電気的活動をチェックすることで、脈の速さを計測し不整脈の有無を診断します。
脈が極端に遅い場合、24時間心電図検査 (ホルター心電図) で1日の総心拍数を確認します。
●心臓超音波検査 (心エコー検査)
息切れがひどい場合は、心臓の機能が低下していないかどうかを心臓超音波検査 (心エコー検査) で確認します。
心臓超音波検査により心臓の収縮能や基礎心疾患の有無を評価します。
心臓超音波検査はゼリーを塗ってプローブとよばれる機械を押し当てる検査です。放射線被ばくや痛みのない安全な検査です。
当院では予約不要ですぐに行うことができますので、お気軽にご相談ください。
●胸部レントゲン検査
甲状腺機能低下によって心不全を発症していないかを確認するために、胸部レントゲン検査を行うことがあります。
甲状腺機能低下症の治療
治療は甲状腺ホルモンの飲み薬です。
内服開始後は定期的に血液検査を行い、数値を見ながら薬の量を調節して継続します。
甲状腺機能低下症には現在、根治的な治療法はありません。飲み薬を生涯にわたって継続する必要があります。
しかし、適切な治療を受けることで、健康な人と全く変わらない生活を送ることができます。
甲状腺機能低下症が心配なときは何科を受診すればいい?
症状のある方は、内科を受診することをおすすめします。
本通水田内科クリニックでは甲状腺機能低下症の診察・検査・治療・その後の経過観察まで内科専門医が行っております。
上記の症状がある方は、年齢のせいかもと思っていても甲状腺や心臓に思わぬ病気が潜んでいる可能性もあります。
「しっかり調べてほしい」という方はもちろん、「ちょっと気になる」という方まで、どなたもお気軽にご相談ください。
予約不要で受診できます。
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