帯状疱疹ワクチン2種類の比較・どちらを選べばよい?
50歳以上の方は、帯状疱疹ワクチンを接種することができます。帯状疱疹は、50歳を超えると発症率が高くなる傾向があり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になると言われています。
帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹の発症率や帯状疱疹にかかった後の神経痛の発症率を下げる効果があります。
当院では、2種類の帯状疱疹ワクチンを取り扱っております。
2つのワクチンを比較した表を下に載せております。
予防効果が高いのはシングリックス(表の右側に記載)ですが、金銭面の負担が大きいです。
患者さんのご希望に合わせて接種を行いますので、下の表を参考にしてご検討ください。
接種をご希望の方は、お電話で予約を承ります。※キャンセル不可
2024年12月18日、厚労省の予防接種基本方針部会は、65歳以上を対象に帯状疱疹ワクチンの費用を一部助成する方針を了承しました。すなわち、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などに対する予防接種と同様の位置づけになります。定期接種化の開始は2025年4月1日からの予定です。広島市での助成費用はまだ公表されておりません (2025年1月16日現在)。
名称 |
乾燥弱毒生水痘ワクチン ビケン(阪大微研) |
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン シングリックス(GSK) |
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種類 | 生ワクチン | 不活化ワクチン |
接種回数 | 1回 | 2回 |
費用 | 8,000円 | 21,000円×2回 (42,000円) |
注射方法 | 皮下注射 | 筋肉注射 |
発症予防効果 | 69.8% | 96.6% |
効果持続期間 | 5年程度 |
9年以上 |
東京都保健医療局HPより一部改変 (https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/taijouhoushin.html 2023年11月7日閲覧)
※料金は予告なく変更となる場合がございますので、ご了承ください。
※キャンセル不可
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